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Cutting Edge 3 Chapter5 定期テスト対策用解説

今回は、chapter5を扱います。文がやや長めですが、

  • 1文1文の文構造
  • 文章全体の論理構造
  • 文章が扱うテーマ

いずれも難しくはありません。

まずは各段落の内容をみていきます。

第1段落

  • 1行目 Climate change isn’t new. 気候変動というのは新しいものではない(=気候変動はこれまでも起こっていたことである。)気候変動がテーマであることが分かります。
  • 通常、「気候変動=地球温暖化」ですので、第1文を読むだけで「あー、この文章のテーマは温暖化かあ。」と判断できます。
  • 2行目 rarely 頻度を表す副詞です。alwaysやusuallyなどの仲間と考えてください。意味は「滅多に起きない」です。
  • 2行目 times 時代
  • 3行目:Antarctica 南極大陸
  • この文では、直後のカンマ以降が同格表現です。「南極を取り巻く大陸」と説明されています。
  • 4行目:tropical 熱帯(の)
  • 7行目:become used to =get used to ~に慣れる
  • S become C = S get C = 「S=Cになる」です。

つまり、becomeとgetは同じ意味なのです。よって、上記の言い換え表現が可能となります。

第1段落は、

大昔(distant past)・・・気候は大きく変化してきた

ここ1万年・・・気候は安定していた(steady reliable)
(over the past ten thousand years)

今(now)・・・気候は再び変動している(changing)

という対比構造を見抜けばOKです。

昔⇔今、というのはよくある対比構造です。

気づくことができるようになっておきましょう。

対比構造に気づくことさえできれば、少々知らない単語があっても問題なく読み進めることができます。

第2段落

  • 1行目:determine whether the world’s temperature is rising
    determine [whether the world’s temperature is rising] V O
  • whether節が名詞節になっていますので、「~かどうか」と訳しましょう。
  • 2行目:picking out a signal シグナル(兆候)を発見する
  • outは「外」という意味なので「箱の外に出す」=「様々なものが混じり合っているもののなかからあるものを選び出す」というニュアンスを持ちます。
  • このニュアンスを覚えておけば、熟語の暗記が楽になりますよ!
  • 3行目:stable 安定した
  • この文であれば、文脈で意味が予想できますね。(第1段落でみた対比構造を活用します。)
  • 3行目~4行目:from A to B AからBまで
  • ここでは、日ごと・季節ごと・年ごと・場所ごと(に気温が変わる)という意味です。
  • 5行目:the trend
  • trendとは、ある一定の変化が継続して発生していることを指します。ここでは、気温が上昇していることです。
  • 第1段落の解説で判断した通りのテーマになりましたね。
  • 5行目:precise measurements 正確な計測。理系的なテーマの文章で用いられやすそうな表現ですね。
  • 9行目:region 地域
  • 9行目:impressive 印象的な

第2段落は、気温が上昇の傾向にあるかどうかを判断するには、

  • 短い期間(17世紀から現代まで)
  • 特定の場所(イングランドのみ)

での気温計測ではなく

「正確な計測を、世界中の様々な場所で、きわめて長期間にわたって」
行う必要がある

と述べています。

(つまり、CETRでは温暖化の傾向があるとは判断できないということです。)

ここでも対比構造がありますね。

イングランドのみ⇔世界の様々な場所

17世紀以降⇔きわめて長期の間

です。

第3段落

  • 1行目:tiny 小さな 対比構造で意味を推測しましょう。
  • 4行目:for instance 例えば。言わずもがなですが、具体例を挙げるときの表現です。論理構成を示す熟語なので、必ず覚えてください。
  • 4行目:medieval times 中世
  • 第1段落の解説で見た通り、「昔⇔今」はよくある対比構造です。そして、「中世」とは昔ですね。覚えておくことで論理構造に気づきやすくなる単語です。
  • 5行目:grape ブドウ
  • 5行目:Ice Age 氷河期
  • 7行目:A so that B A(原因)→B(結果)。因果関係を示す構文です。
    論理構造を示すので、必ず覚えてください。
  • 8行目:come up with (新しいアイデアや解決策を)思いつく、考え出す、編み出すupは「上昇」のイメージがあります。そこから、「見えない場所から見える場所に(上昇して)表れてくる」というイメージになります。それが脳内で発生すれば、「思いつく」という意味になります。
  • 9行目:not A but B 「AではなくB」。AとBの対比、これは論理構造を示します。ということはとても大事な表現だということです。そして、Bを強調する表現でもあります。ここでは、自然によって気温が記録されていることがわかります。
  • 第3段落は、第2段落の対比構造を具体例を用いてわかりやすく述べています。第2段落では対比構造に気が付けなくても、第3段落を読めば気づくことができるようになっています。親切設計ですね。

第4段落

  • 1行目:average tree 標準的な木。英語では、同じ単語でも品詞・動詞であれば文型で訳が変わる言語です。このaverageはtreeを修飾(説明)するので形容詞です。「平均的な」「標準的な」という意味です。
  • 2行目 good thicker ⇔ bad thinner。対義語であることが分かりやすいので、対比構造を発見しやすいですね。対比構造は論理構造なので重要です。
  • 1~3行目:trunk core cork は知らなくても読解にあまり影響がありません。知らなくても読み飛ばしましょう。これらの単語の意味を覚えるのは、論理構造関連の単語・熟語・表現を覚えた後にしてください。ものごとには「優先順位」があります。肝に銘じてください。
  • 4行目:trees that are different ages。trees [that are different ages]。このthatは関係代名詞です。根拠:trees [that (ここにあるはずのSがない)are different ages]上記のように、Sが省略されているからです。
  • 4行目:they=研究者たち。根拠①theyは複数形→直前の複数形の名詞はages、trees→何かをexamine、createすることはできない→さらに遡って複数名詞researcher。根拠②By examining ~ they ・・・  調べることによって、彼らは・・・→theyはexamineをする→ researcher。①は文法、②は意味からアプローチしています。両方とも身につけて、うまく併用してください。
  • 第4段落では、木の観察と測定によって、1000年以上の=きわめて長い期間⇔短い期間(数百年)。北欧、ロシア、北アメリカの=広い地域の⇔特定の地域(イングランド)の気温が確認できた。

    つまり、第2・第3段落で指摘した問題点をクリアすることができたことが分かります。

第5段落

  • 1行目:ice contains a record book 氷は記録の本を含んでいる=氷には(気温の)記録がある。The library has five hundred books=その図書館は500冊の本を持つ→その図書館には500冊の本があると同じです。(人じゃないS)have O の形のときに気を付けるポイントです。
  • 5行目:snow that fell in a given year。snow [that fell in a given year]。このthatは関係代名詞です。根拠:snow [that (ここにSがない)fell in a given year]。a given year 「a」は不特定のものにつきます。なので、ある(不特定の与えられた)年=(どの年でもよいので)ある年にということで数学のxに近い感覚です。
  • 5行目:clues as to how warm it was then。clues as to [how warm it was then]。前置詞+名詞節。clueは手掛かりなので、a key to solving this problem この問題を解くカギなどのように、カギと問題がぴたりと合うときのtoです。「a key → solving this problem」ということですね。つまり、「そのとき(ある年)にどのくらい暖かかったかの手がかり」という意味になります。えっ、as?asは常に=(イコール)の意味だと理解してください。この場合、 clues = → how warm it was then なので asは訳しません。
  • 第5段落は自然によって気温を計測・調査できる具体例です。第4段落と内容が被っているので文全体の意味を理解したい場合は読み流し推奨です。(とはいえ下線部和訳があるので注意が必要ですが。)

第6段落

  • 1行目:fit 調整する/合わせる→試着する→何かと何かが合うように適切に調整する=上手く組み合わせる。多義語なので文脈に沿って正しい訳をあててください。
  • 1行目:come to conclusions  結論に至る=結論が出る
    よくあるcome to Vとみせかけてcome to 名詞なので「~に到着する」です。
  • 3行目:corresponding to A  Aに相当する
    一種の同格表現です。同形反復なので論理構造に影響を与える表現です。重要ですね。

第6段落は時系列での整理を行っている段落です。

広範囲において、

11世紀:温暖
17世紀:寒冷
19世紀:さらに寒冷

だったようです。

寒冷期は作物がとれなくなるので民衆による一揆や反乱が発生しやすくなります。

世界史や日本史を学習している人は、例えば寒冷期にあたる18世紀にフランス革命が起きていることなどに注目してみるのも面白いでしょう。

(フランス革命期の不作は浅間山の噴火も原因の1つといわれています。)

第7段落

  • 1行目: it ・・・that・・・  「it=that以下の内容」です。itとthatの間にある部分を強調する表現です。ここでは、「20世紀だけは」気温が上昇していることを強調しています。
  • 4行目:enough that it made itself clearly felt S V O C。ポイント①thatは接続詞 it made itself clearly felt がSVOCで省略のない形だからです。ポイント②make O C 文中にmakeがあったら必ずmake O Cの形である可能性を検討してください。S make O C   SがOをCにする=SによってOがCになる、です。
  • 5行目:crucially 重要な。文中で「重要な」といわれるのは文字通り重要な内容です。筆者が「ここが重要なポイントやで~」と言っているサインを見逃さないためにこの単語は必ず覚えてください。
  • 6行目:the temperatures we are experiencing now。the temperatures [we are experiencing (ここにあるはずのOがない) now]→the temperatures 【関係代名詞の省略】 [we are experiencing now]ということが判断できます。
  • 第7段落は第6段落に続き時系列的な整理です。
  • 20世紀初頭:気温が上昇。1970年代以降:気温が上昇(しかも過去1000年で一番の上昇)

第8段落

  • 4行目:might・・・but・・・現代文でも重要な、
    (確かに)~かもしれない、しかし・・・の形です。
    この場合のしかし以降は筆者の主張です。
    ここでは、0.6℃という気温の変動の重要性を強調しています。

<傍線部5>

  • Although ~,  ~だけれども。Althoughが文頭にある場合、必ずカンマを探してください。そこまでが「~だけれども」の範囲です。
  • the temperature 【where you live】 whereは関係副詞です。S V。関係副詞の後には文型が完全な「完全文」が続きます。
  • much more worrying はるかに心配。muchが比較級を強調し、大きな差があることを表しています。
  • upward trend 上昇傾向 up=上昇 ですね。
  • 7行目:Averaging smooths。S(動名詞) V平均値を求めることは、・・・をスムーズにする。averageは平均という名詞ですが動詞として使うと「平均をとる」という意味になります。文型から判断してくださいね。

第8段落も時系列変化です。

  • 1910年代~1940年代:0.3℃上昇
  • その後:0.1℃の下降
  • 1970年代以降:0.6℃上昇

ここで、mightの表現に再度注目

助動詞=主観を伝える
主観=意見⇔事実

ということで、ここまでに積み上げてきた事実を根拠にして
筆者が意見を述べているのが助動詞が用いられている箇所なのです。
文章の要旨がそこにあります。

ここでは、0.6℃などの気温変動を、昼と夜を比べて、または昨日と今日を比べてもっと大きな気温の変化があるからといって絶対にナメたらあかんよ!

と言っているわけですね。

以上、『【大学受験生向け】Cutting Edge 3 Chapter5 定期テスト対策用解説』でした。

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