灰色の男たちに奪われた時間を取り戻せ!

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

灰色の男たちに奪われた時間を取り戻せ!

都立高校受験に強い塾・ALESPARK(アレスパーク)
木場/東陽町校 教室長の井口愛子です。
 
今年からいよいよ例のアレがスタートしますね。
そうです!プログラミング教育です!

「え?今年からだったの?」となる方もいらっしゃるかもしれませんね。プログラミング教育が義務教育に加わるということについては、私もあまりピンとは来ていませんでした。

もしかしたら勘違いされている方もいらっしゃるかもしれませんが、この度のプログラミング教育の導入は、「プログラミング」という科目が入ってくるわけではありません。通常の科目指導、もしくは総合的学習の中でロジカルな思考、発想を促すツールとして、プログラミングアプリを活用するというものになります。

代表的なものがScratchというアプリです。もうかなり有名になっているので、ご存知の方も多いかと思います。実は私、この前のお休みに、個人的な知り合いからScratchを使ったプログラミングをレクチャーしてもらいました。いえ、その言い方は適切ではないかもしれません。

「プログラミングのやり方を教えてもらう」というより、
「プログラミングで条件を組み立てていく過程で得られる、数学的概念の体感を得るという体験をさせてくれた」という感じです。

モチーフとしては、中学数学でよくある「動く点P」にまつわる関数の問題です。

「点P!なんで動くんだ!?止まれ!」って皆さんも昔、頭を抱えませんでしたか?

その体験の詳細は書くと長くなるので割愛しますが、その関数の問題で示されている数式、座標、点同士の関係等を順々にコードで打ち込み、組み合わせ、その点Pの動作が条件通りの動きをするようにプログラミングをしました。

そして、最終的に私が指示した通りに点Pが動いた瞬間、思わず声が出ました。

「点P、可愛い…」

まさかプログラミングによって、あの憎き点Pを愛せるようになる日が来るとは夢にも思いませんでした。

その過程で気がついてしまったことがあります。プログラミング教育が導入される、本当の意味です。プログラミング教育の本質は、次世代のプログラマーを育て輩出することではないのだと思います。

その本質は、これまでの義務教育課程で、ただパターンを反復することによって習得させられてきた概念、公式、定理等について、時間をかけてじっくりと向き合い、思考し、知識としてだけでなく感覚的にも理解すること…これに尽きるのではないでしょうか。そこにこそ、学びの喜びはあるのではないでしょうか。

問題は、そういった学びを得るには、その課題と向き合うための「時間」が必要であることです。私が点Pに愛しさを覚えたあの瞬間に至るまでの過程で、「直線は点の連続であること」や、「傾きや切片とは何か。その値についてコンピュータにどう指示を出したら伝わるか」などといったことをいちいち考えなくてはいけませんでした。

ゆっくり、じっくり、手探りのなかで、解ににじり寄っていく試みは、当然「時間」がかかります。そして、それは正解を出すという目的から逸脱した、ある種の「遊び」であり、点Pが座標点AからBへ向かう、冒険の「物語」を紡いでいくような感覚がありました。

こういった「時間」こそが、学びを豊かなものにしますし、思考することの喜びを与えてくれると私は実感しましたし、ずっとそのように思っています。ただ、それは一見すると非効率的な営みであり、結果として得られた体感や喜びは、例えば一般的な定期テストや模試の点数に直結するものでもありません。

「そんなことに時間を使うよりも、一問でも多くの問題を練習して解けるようになった方が、意味があるのではないのですか?」

そんな声が聞こえてきそうです。

いざ受験勉強となれば、確かにその方が効果を上げやすいのも事実です。実際、志望校合格を目指して、模試の偏差値とにらめっこをしている生徒に対して、思考の喜び云々の話をするほど、空気が読めない人間ではないつもりですし、彼らを心の底から応援もしています。今回の話は、その前段階の話です。

ファンタジー作家として有名なミヒャエル・エンデの作品で、『モモ』という作品があります。この物語は、主人公の少女モモが、人々から時間を騙し取る「灰色の男たち」から、奪われた時間を取り戻そうと奮闘するお話です。灰色の男たちは、人々のもとにやってきて、このようなことを言います。

「あなたは無駄なことばかりしている。人生で成功するには時間が必要だが、残りの人生は計算するとたったこれだけ。時間を節約して我々に預ければ利子を付けてより多くの時間を返す」

そのようにそそのかして、人々の「時間」を奪っていきます。そして人々は時間を節約するために、何かを楽しんだりすることもなく、自分の子どもと向き合う時間さえもほっぽりだして、成功を目指して過度に働き、どんどんイライラして表情が険しくなっていきます。そして誰もが幸せを感じられなくなってしまいます。ここで灰色の男たちが奪っている「時間」とは「自分が生きる今この瞬間の時間」のことです。

灰色の男たちは、「遊び」と「物語」は無駄で価値がないと言います。たしかに私のあの体験は、日常生活で何かの役に立つことでは無いですし、社会的成功への投資とも違います。

日本の教育界には、小学受験、中学受験、高校受験、そして大学受験と、学力競争社会が歴然としてありますよね。そこで培われたキャリアが、社会進出の際に与える影響は確かにあります。勉強は将来への投資といっても過言ではありませんし、実際そういう話はあちこちで言われていることでもあります。それを否定するつもりは私にはありません。

ただ、私があのプログラミングの体験で得られたものを、学びの喜びを、子どもたちが知ることがないままに、テストの点数や偏差値に踊らされてただ落ち込んだり、イライラしていくことは、本当にもったいないと思うのです。じっくり向き合えば、学ぶということは楽しく、エキサイティングで、自身に新しい何かを常に提供してくれるものなのです。

学習の速さや量は、本当にそれが必要になった時に求めれば良いと思うのです。当たり前とされることに疑問を向け、じっくりと時間をかけて向き合い、思考すること。その時間を持つこと。プログラミングはその手段として活用されれば、幅広い層の子どもたちに、様々な形で、学びの喜びを与えられるという可能性を秘めています。

ただその教育が実現するまでには、この国の人材の育成や教材の充実がまだ追いついていないので、もう少し時間がかかりそうではありますね。

 
都立高校受験に強い塾 ALESPARK(アレスパーク)
木場/東陽町校 教室長 井口愛子
 
 


 

『勉強方法に悩む中高生』のための
ハイブリッド型学習塾・アレスパーク
= 塾×オンライン家庭教師 =

都立高校受験に合格する方法

都立受験対策は、いつ始めるべきか?

< 合格するための基本情報 >

  • 都立高校受験は、2月末に行われる
  • 出題範囲は、中学3年間(+小学6年間)の範囲
  • もちろん、直前の1月、2月の学習範囲も含む

 ↓ ↓ ↓

実は、逆算すると、(どんなに遅くても、)

中3夏休みからの計画的な学習が必要

以上の数行だけでも、中3の夏から受験までのざっくりしたイメージがわいたかと思います。以下では、具体的なスケジュールについてご案内させていただきます。

『合格するための法則』その①

実際には【夏休み前】から
受験勉強を始めないといけない理由

 
都立高校受験の合否は、
以下の時期をいつ迎えるかで決まります

① 問題を解けるようになる時期
制限時間内に、問題を解けるようになる時期

↑ ↑ ↑

実は、①②の違いで合否が分かれます。


「時間があれば、解けた …」

こんなセリフ、聞いたことありませんか? 


具体的に、英語を例にすると

↓ ↓ ↓

① 中学範囲の英単語を覚える
② 中学範囲の文法を覚える
③ 中学範囲の文法を使った例文を暗記する(読解・英作文・リスニング対策)

過去問を解くことで、
④「長文の読み方」
⑤「設問の解き方」
⑥「英作文の書き方」をトレーニングをする

そして、

制限時間内に解き終えるよう、スピードアップのトレーニングをする

もうお気づきかと思いますが、この「⑦ 制限時間内に解き終えるよう、スピードアップのトレーニングをする」を、スケジュール的に『こなせたか』or『こなせなかったか』で、合否が分かれるということです。

『合格するための法則』その②

合否は、スケジュール次第!?


ここまでで、ご理解いただいたかもしれません。

志望校に、合格するためには、

↓ ↓ ↓

① 問題を解けるようになる時期
制限時間内に、問題を解けるようになる時期
 
 
↑ ↑ ↑

②を受験日までに迎えれば良いのです。

つまり、計画性のあるスケジュールが肝要なのです。

では、英語の例、①~⑦をどうこなすのか?

1工程1か月かかるとしたら…

↓ ↓ ↓

2月末の7か月前は、前年の7月末

単純計算でも、夏休みにはスタートしないと、間に合わないことになります。

『合格するための法則』その③

合格に必要な情報の整理

 
高校受験に失敗しないためには、
以下のポイントをおさえることが重要です。

① 志望校の決め方
② 私立併願校の選び方
③ 各教科の傾向と対策
④ 内申点向上の対策
⑤ 模試の効果的な受け方

 
今回の<無料・個別説明会>では、

↓ ↓ ↓

あなたまたはお子様の志望校合格に必要な受験対策全般について、個別具体的にお伝えさせていただきます。

そのため、申込順での個別説明会となります。ぜひ、お早めにお申し込みください。
 

最後に

中学3年生は、入試対策だけをしていれば良いというわけではありません。中間テストや期末テストにも膨大な時間が割かれることなります。実際には、その分も前倒しして受験対策を始めなければいけません。それだけでなく、学校行事やご家庭の用事等もあります。上記では、受験勉強は7月末から、と英語を例に書きましたが、実際には、5教科全てを計画的に進めていかなければいけません。

本個別説明会では、各教科の対策とそれぞれにかけるべき時期や、受験を乗り越えるためのコツ、お勧めの勉強法や教材もお伝えさせていただきます。

ぜひ、この機会をご利用ください。
 

 
 

コロナ時代の中学受験は『兼塾』で合格を勝ち取る!

こんにちは。
中学受験に強い塾・アレスパークです。

この記事は、中学受験を控えたお子様のいるお母様・お父様に向けて書いています。

この記事を読むと、

「コロナが中学受験にどのような影響を与えたのか」

「アフターコロナの世界での成功に近づく中学受験とはどのようなものか」

が分かります。


勉強の習慣が崩れていませんか?

大切なお子様の中学受験『合格』のために、是非最後までお付き合いください。


(コロナ禍前の教室風景)

コロナがもたらした価値観の変化

コロナにより、人々の価値観や時間の使い方が大きく変わりました。

例えば、
「出勤しての仕事からテレワークに変化した」
「会議室でのミーティングがオンラインでのミーティングに変化した」
「居酒屋での飲み会がオンライン飲み会に変化した」
などです。

コロナの終息がいつになるのかが見えない中で、私たちの価値観や時間の使い方は元に戻るのでしょうか。元の価値観には戻らないだろうという意見を発信する人も多数います。

コロナが終息し、一度「テレワークにより満員電車に乗って出勤する必要のない生活」を覚えた人々がこのままテレワークの継続を希望することも十分考えられます。それに合わせて企業も「テレワーク可」を武器にした求人を多数展開するかもしれません。

さて、ここからが本題です。つまり中学受験についてお話しさせていただきます。

日本式エリート教育の終焉!?

現在、中学受験は大手塾によって「システム化」されています。

①教室に行って国語・算数・理科・社会を受講
②塾の自習室や自宅で指示された課題をこなす
③定期的に定着度を測るテストを受ける
④その結果によってクラス分けがなされる
⑤新しいクラスで授業を受ける

…というプロセスを繰り返すシステムです。

このシステムは非常に完成度が高く、それぞれのプロセスをきちんとこなしていれば偏差値を上げて志望校に合格することができます。

ここで1つ問題があります。
このシステムの完成度が高すぎるという問題です。

「完成度の高いシステムで志望校に合格するなら何の問題もないじゃないか!」とお思いかもしれませんが、そうではありません。

具体的にお話ししましょう。

中学受験の勝者が、敗者になるシステム

システムの完成度が高いことにより、このシステムの中で「勝者」となるには、

・主体性を持たず、システムのプロセスの沿って言われたことを淡々とこなす

・覚えろと言われたことを疑問を持たず、素直に覚えて暗記選手権を制す

・自分で考えるよりも、答えを参照して効率良く勉強する

・他人とのコミュニケーションに時間を割くよりも、一人で黙々と勉強に打ち込む

等が必要となっています。

これにより、

「自分に与えられたマニュアルを忠実に実行することは得意だが、新しい発想を創造し他人と協力しながらそれを形にすることは苦手」

という特徴が身に着きます。

日本人が発明したものが世界中で使われなくなって久しいです。

工業が盛んな時代の日本は、ウォークマン、インスタントラーメン、ウォシュレットなど世界中の人々の生活を変える発明をしていました。

情報化社会となり、Google、Amazon、Facebook、Appleなどの企業が提供するサービスが世界中の人々の生活を変えていますが、その中に日本発の企業の名はありません。

ここには、上述の
「自分に与えられたマニュアルを忠実に実行することは得意だが、新しい発想を創造し他人と協力しながらそれを形にすることは苦手」な子を育て上げる日本の教育システム・受験システムが大きく影響しているのではないかと考えられます。

ともあれ、日本がグローバルな情報化の波に乗り遅れているのは事実です。

新しい生活様式、新しい教育システム

そして、この事実はコロナによる価値観の変化・時間の使い方の変化により強烈に突き付けられ、そして遅れを取り戻して前に進んでいく必要性を生じさせています。

例えば、「テレワークを推進するためにハンコを廃止してオフィスをペーパーレス化する」です。

より情報化が進展するアフターコロナの世界では、職場が家になることが多いこともあり、他人からの指示や監視の目が無くても仕事を進められること、つまり自分で主体的に仕事に取り組むことが求められます。

また、近年のiPhoneの進化の速さからもわかる通り、技術の進化など時代の変化スピードが上がりマニュアルの価値が低下します。マニュアルの価値が低下するということは、マニュアルをこなす人間の価値も低下するということです。

その一方で、マニュアルなど存在しないまたは作成できないような仕事を、主体性を持って、自分で課題を設定し、自分で解決策を考えて、他人と協働しながらそれを実行していく人間の価値は大幅に向上します。

2021年以降の受験に求めらえる能力

残念ながら、中学受験をはじめとする現在の日本の教育システムはそういった人材を育成することに向いていません。

なぜならば、現在の日本の教育システムは工業が盛んな時代につくられたものだからです。そして、かつての日本はそのシステムで大成功を収めて高度経済成長を実現しました。

2020年現在も教育システムが工業時代と同じなのは、その成功体験を忘れられないからだと考えられます。

今の時代に合わせた教育を受けさせるようにしてあげるべきです。

また、コロナにより、

「教室での一斉授業⇒自宅でのオンライン授業」
「塾の自習室での勉強⇒自宅での勉強」

など、これまでの中学受験のシステムが変化し、より主体性や自主性が求められる形に変化しています。

主体性は大人になってから求められるものではなく、中学受験の時点で既に求められるようになるのかもしれません。

コロナ禍の中学受験を乗り切るために

そうしたなかでアレスパークが提唱したいのが、集団塾での効率のよい指導に、お子様の自主性を育成するコンセプト・発想・指導力のある個別塾を組み合わせて兼塾する中学受験です。

システムとして完成されていて効率の良い集団塾の「授業」「演習」に加えてお子様の現状と目標を一緒に分析し、一緒に計画を作成し、一緒に苦手克服や目標達成に取り組んでくれ、受験勉強に対するモチベーションを維持向上させてくれる伴走者を用意してあげるということです。

オンライン指導も含め、数多ある塾の数多いる塾講師からお子様に合った伴走者を探し、お子様専属の「コーチ」にします。

そうすると、偏差値が上がるのはもちろんのこと、自己分析ができるようになり、外部環境の分析ができるようになります。外部環境に働きかけて自分に好ましい変化を起こす影響力も身につきます。

また、先生と生徒が一緒に、つまり双方向型で学習を進めていくためコミュニケーション力が向上します。これらの結果として自主性・主体性が向上します。

つまり、中学受験で偏差値と学歴だけでなく一生モノのスキルを身につけることができるということです。

お子様をアフターコロナの世界で活躍できる人材に成長させるきっかけをもたらす、「一生モノ」の中学受験を「大手塾×個別塾」で実現しませんか。

最後に

アレスパークでは、お子様やご家庭の状況・希望に沿った塾選びのご相談を受け付けています(無料面談)。もちろん、強引なセールスをすることはありません。受験に対する些細な疑問やお悩みも、お気軽にご相談ください(無料相談)。小学生でも、中学生でも、高校生でも、「まだ塾に通っていない」「塾を探している」という方も、もちろんお気軽にご相談ください。